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男性不妊情報

臨床泌尿器科の特集号に記事が掲載されました

泌尿器科医向けの雑誌、「臨床泌尿器科」の特別総特集企画号に私(江夏徳寿)が分担執筆した記事が掲載されました。

 

 

今回の特別号は「この1冊で安心!泌尿器科当直医マニュアル」という内容で、私は持続勃起症の項を担当しています。

持続勃起症というのは一般の方にはなかなか馴染みのない病名かと思いますが、簡単に言うと性的刺激や興奮が無いのに勃起が続く状態です。

 

勃起は陰茎海綿体に多量の血液が充満して起こっています。

通常は性的刺激によって陰茎の血流がコントロールされ勃起が起こり、性的興奮が無くなったら速やかに勃起が消失します。

しかし、持続勃起症では外傷や激しい自慰行為、向精神薬の使用などを契機として陰茎内の動脈血流が増加したり、

静脈還流が悪くなることによりうっ血することによって勃起が生じます。

動脈血流が増加する事によって引き起こされる状態は非虚血性持続勃起症と呼ばれます。

外傷や激しい自慰行為によって陰茎の動脈が破たんし血流が増加し続ける事により生じます。

こちらは、静脈還流は正常なのでうっ血を来すことはなく、ほとんどが経過観察可能です。

一方で、静脈還流が悪くなることによって引き起こされる勃起状態は虚血性持続勃起症と呼ばれ

陰茎のうっ血により陰茎海綿体が酸欠状態となってしまうため、速やかにうっ血状態を解除するような処置を行わなければ

組織が線維化してしまい、不可逆的な勃起不全の原因となります。

性的興奮と無関係な勃起が続く状態を認めたら、すぐに泌尿器科への受診をお勧めします。

当院では、男性不妊治療の一環として勃起不全や射精障害といった性機能障害の治療にも取り組んでいます。

性機能でお悩みの方はお気軽に男性不妊外来にてご相談ください。

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