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男性不妊情報
患者さんと会話しながら表向きは平静を装いながら、実はドキッとすることもあります
これは医師に限らず、どの業種でもあるのではないでしょうか。
今日は私が研修医の時のドキッとしたエピソードをご紹介したいと思います。
それは、私が研修医として働き始めて3日目くらいの事でした。
当時研修医は朝早くに出勤して病棟患者さんの採血を済ませておくというのが習わしでした
実習などで採血は何回かしたことがあったものの、実際に患者さんの前に立って採血するとなると緊張します
最初の2日くらいは、2年目の先輩がついてくれていましたが、3日目になると一人で任されます。
そんな中若い女性患者さんの採血をする際に、緊張のために手が震えてしまいました
こういう時は、頭の中で「落ち着け、落ち着け」という程に緊張してしまったりします。
そんな時患者さんに「あのー。すっごい震えてるんですけど大丈夫なんですか」と言われました
内心「うわー!やっぱりばれてたー」
と思いながら、その瞬間に血液が採れ始めたので「もう血液とれてますんで、大丈夫ですよ」
と言いながら冷や汗をかきながら採血を完了したのを覚えています
たぶん冷や汗をかいていたのもばれていたんでしょうね。
不要な心配をかけて申し訳ありませんでした。
似たようなエピソード、皆さんにもありませんか?私だけでない事を願うばかりです
(文責:[医師部門] 江夏 徳寿 [理事長] 塩谷 雅英)