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男性不妊情報
旭川での学会参加(?)レポート 2日目です。
旭川での食事に満足してホテルにチェックインし、明日の学会発表に備えて眠っている時に事件が起こりました
寝ている時にベッドが揺れて、あれ?地震かなと思ったら、非常灯がついたので目が覚めました。
スマホをチェックしてみると、北海道で地震あり広範囲で停電という速報が出ています。
確かにテレビはつかないし、非常灯はつきっぱなしです。
まあ、でも朝には復旧するだろうと軽く考えながら再び寝る事にしました。旭川では揺れ自体はそれほどでもなかったのです。
ところが、朝起きてみるとまだ停電が解除されていません
ホテルの前に出てみると、信号機がついていないため警察が交通整理をしています。
「これは思ったよりヤバいかも」と思い、ひとまずコンビニへ食糧を買いに行く事にしました
朝の7時くらいでしたが、すでに商品はほとんど売り切れており、あんパン2個とお菓子2袋購入するのがやっとでした
こうなると、学会が開催されるのかどうかが気になります。
朝の時点で午前中のセッションは中止になる旨の連絡があり、もやっとした気分になりながらホテルでブログを書くことにしました
ひとまずブログを1本書き終えたところでパソコンの電池もわずかになってしまったため、学会会場の様子を見に行く事にしました。
会場のホテルは薄暗くて、所々非常電源やろうそくで明かりをともしています。
学会参加者がロビーで途方に暮れていましたが、この時点で電源復旧の見通しが立たないため学会は中止になることが決定されました。こうなると、後は帰るだけです。
幸い旭川空港は通常に運航しており、旭川空港からチケットを持っていた私はそれ程苦労しませんでしたが、新千歳空港からチケットを取っていた方々は空港が閉鎖になっており非常に大変な苦労をされていました。
2階から撮影した旭川空港の様子です。
航空券の振り替え手続きのために多くの人が並んでいました。聞くところによると、手続きのためにカウンターにたどり着くまで3時間半かかり、そこからキャンセル待ちという状況だったようです。
キャンセル待ちが出るかどうかは確実ではないため、男性外来の千葉医師と岡田医師は小樽までレンタカーで行き、小樽から舞鶴までフェリーで20時間かけて行き、そこから電車で帰るという大旅行になったとのことです。
そんなこんなで、結局学会に参加する事もできずに帰ってくるという悲しい思い出となってしまいましたが、無事に帰ってくることができてほっとしました
電気のありがたさを痛感することのできる体験となりました
(文責:[医師部門] 江夏 徳寿 [理事長] 塩谷 雅英)