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男性不妊情報
先日、妊活中にコーヒー摂取は1杯程度にとどめておく方が良いでしょうという記事(下に関連記事のリンクがありますのでご参照ください)をご紹介いたしましたが、
アルコールはどうなんでしょうか?
何となく良くなさそうですが、本当のところどうなのか、調べた研究をご紹介したいと思います。
Effects of alcohol consumption on female fertility during an 18-year period.
(アルコール摂取が女性の妊娠に与える影響、18年の前向き調査の結果)
この論文はスウェーデンのカロリンスカ研究所が2004年にFertility and Sterility誌に発表した研究です。
この研究では、スウェーデンに住む445,000人の中からランダムに選ばれた7393人の女性を18年にわたって追跡したデータを解析しています。
この研究ではアルコール摂取量に応じて少量、中等量、多量の3群に分けているのですが、その基準として、1週間にスピリット1/2本以上もしくはワイン2本以上飲んでいる方を多量と定義し、飲むけど週にワイン2本まではいかないという方を中等量、機会飲酒程度で1回の量もそれほど多くない方を少量と定義しています。
さて、結果はどうなっているのでしょう。
次回は結果についてお話させていただきますね。
以前の記事もあわせてご参照ください。
(文責:医師部門 江夏徳寿、理事長 塩谷雅英)